体育授業づくりの「知」の共創と継承

-多様な知識を備えた参加者による模擬授業の計画・実践・省察を通して-

【テーマ設定の趣旨】
体育授業研究会は、さまざまな主義主張を超えて実践者・研究者が集い、日頃の実践研究やそこで生じた問題についての討議を積み重ねながら、「よい体育授業」の実現に向けた体育授業の「知」を創り出してきました。
また、理論と実践を等しく重視した研修をとおして、体育授業の「知」を体験的に伝達・討議するなど実学的な「知」を重視してきました。
今回、第15回大会となる茨城大会は、体育授業研究会の設立趣旨に立ち返り、「模擬授業」を活用して、これまでの体育の授業づくりで確立されてきた知識をさまざまな立場から批判的に検討し、共有・継承・発展させるための機会を提供したいと考えています。
多様な知識を備えた参加者が、授業計画の立案・実行・評価を協力して行い、相互に連携して省察することで、実用的で汎用性に富む体育授業の「知」を創出できればと願っています。