つくば実習指導案20150430動画付き - page 8

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【押し相撲動画】
リングを用いて横受身の学習を行う。
(取)リングを使って転がす。
(受)リングをつかんで横に転がる。
はじめの
3
分間は足の形の学習をする。
つぎの
3
分間は手の形の学習をする。
【横受身の教材
1
動画】
(教材案
2
—④および
3-
④を参照)
リングを用いて相手に崩され、転がされる
際の横受身について学ぶ。
教師の合図で、取はリングを胸まで引き上
げ、受の体重を前方に掛けさせてバランス
を崩す。さらに合図で左足を右足の後ろに
引き、体を後ろに回して受の生徒を前方に
転がすように指導する。
はじめ、受は転がされる際にリングから手
を離さず、受身の際の足の形の学習をする
ように指導する。またその際に取は相手を
崩して転がすことを意識できるように指
導する。
3
分経過後、受は転がされた際に左手を離
し、転がされる際の横受身、特に手の形に
ついて学習する。
受の生徒は帯に体重を預けるようになる
ので、取の生徒には体制を維持するよう徹
底する。受身の学習を実施していない生徒
については、押し相撲と同様に安全の確保
を徹底する。
応用
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)
8.
膝立ちで組み合って、横受身の学習を行う。
お互いに右組で組み合う。
取は受を前方に引き出し、転がす。
受は転がるタイミングで横受身を取る。
8
分間
3
人でローテーションする。
【横受身の教材
2
動画】
(教材案
2
—⑤および
3
—⑤を参照)
全員を教師に注目させてからインストラ
クションを始める。
目標としてイメージを具体的に持たせる
ために膝車の完成系を示して説明をする。
受・取ともに膝立ちの姿勢状態で行い、も
う一人は周囲とぶつからないように安全
を確保する。
この後の学習を考慮して、投げに関する助
言ではなく、受の受身の体勢や動きに関す
る声かけを中心に行う。
取の生徒に指導する際は、先ほどの横受身