6
6)
効果的な教具について
(
得点システム
)
本単元では、効果的な教具
(
得点システム
)
を用いる。全チームの得点をいつでも見られるようにして、児童の
やる気の維持を図りたい。
(1)
得点板の活用
得点板はクラス全体として
3
台、各きょうだいチームに
1
台とする。
1
台の得点板をきょうだいチームで使
用し、向かって右側を男子用、左側を女子用とする。こうすることにより前半・後半ゲームでの得点を積み重
ねることができ、生徒に
2
つのゲームのつながりを意識させるとともに、記録の保持も出来る。得点板は集合
隊形付近、ホワイトボード前に置き、男女それぞれ攻撃のチームを応援しているきょうだいチーム
(
応援係
)
が管
理を行う。
(2)
ミニ得点ボードの使用
チームに
1
個、下図のようなホワイトボード、小マグネット
7
個、小マグネット
1
個
(F
と記入したもの
)
をミ
ニ得点ボードを使用する。個人がどれだけ得点したのか、フリーでどれだけシュートを打てたのかをマグネッ
トを動かすことによって簡易化・視覚化し、作戦を考えるための材料の一つとする。ホワイトボードの文字は
マジックで書くと消えてしまうため、今回は紙に印刷したものをラミネート加工し、使用する。下図のように
きょうだいチームごとに男子用の
(
兄
)
版、女子用の
(
姉
)
版をそれぞれ用意し、使用させる。実際にゲームでは試
合を応援しているきょうだいチームの報告係がこれを管理する。
図
4.
ミニ得点ボード赤チーム
(
兄
)
図
5.
ミニ得点ボード赤チーム
(
姉
)