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この報告から、基礎技能がある程度身についてきた後の課題として、マーカー(ディフェンス)をどのように
振り切ってパスをもらうか、という点にシフトしていることが分かる。
また、大島(1995)の報告においても、4・5時間目の授業において「レシーバーはマークをかわす方法を知り、
スローワーはパスの出しどころとスローの使い分けを理解する」というねらいを持って授業を行っており、これ
らの報告から、本時は、空いている空間でパスを受けるか、空いている空間を見付けてパスを出せるか、という
点を児童たちに意識させ、ゲーム、発問を通して理解を深めさせる。